Office や ESET の値上げ

この記事は、Microsoftのコンシューマ向けoffice365シリーズ、並びに、国内ではCanonが販売代理店をしている、ESETの値上げについて描かれています。

7分程度で読み終わります。

Officeについて

Officeとは

Microsoftが開発・販売を行っている、ExcelとかWordなどの、例のあれです。
遙か昔、イルカのカイル君がいたあれです。「おまえを消す方法」とヘルプに打ち込む、例のあれです

良くも悪くも、日本国内ではスタンダードの存在です。
計算をするのも、仕様書を書くのも、書類作成すらExcelです。もう悪です。

とはいえ、世の中ではVBAで動いているアプリもどきも多数ありますので、一概に悪とも言い切れませんが…。

値上げはいつから

Officeシリーズの値上げは2023年の6月1日からです。

思い返せば、2022年の3月にも値上げをしたばかりです。
ただでさえ、サブスクがメインになって、買い切りなんて忘れ去られているこの時代。
そのサブスクが最大で16%も値上げとなれば、ちょっと困りものです。

実際どのくらいの値上げ?

おそらく、このブログを読みに来られる大多数の方は、Office365 Personalをご契約と想像されますので、それを例にとって見てみます。

なお、いずれも税抜きの参考価格です。

現状では、12ヶ月版は11,800円です。すでに高いです。
これが、13,545円に値上げになります。値上げ額は1,745円になります。14%を超え15%に近い値上げ幅になります。やりすぎじゃないです?

おそらく、一番契約が多いのが、Office365 Personal 12ヶ月版だと思われますので、そこをピンポイントで揚げてくるのは当然といえば当然なのですが…ちょっと納得したくないですよね。

なんでなん?

値上げの理由ですが、公式から以下のような発表がありました。

マイクロソフトは、ソフトウェア製品およびオンラインサービスの現地価格の影響を定期的に評価し、地域間の合理的な整合性を確保しております。今回の変更はその評価を受けて、調整した結果となります。

Windows Blog(https://blogs.windows.com/japan/2023/05/12/price-revisions-for-microsoft-365-and-office-products-for-consumers/)より引用

なんだかよく分からない理由なんですよ。

まぁ、きっと現地価格っていうのはドル建ての価格だと思いますし、そこに為替相場も絡んできますし。
で、もろもろひっくるめて、調整した結果なんでしょうね。

実際の販売価格は、販売店によって多少の左右があるとは思います。
ここでは、Microsoftが設定している参考価格が描かれているページへのリンク(Windows Blog)で、価格の提示とさせてください。申し訳ありません。

安く使う方法

これは簡単です。
値上げ前に購入、もしくは更新をしてしまうのが手っ取り早いです。
2023年6月1日以降に購入、もしくは更新をした際に、改定された価格での購入や更新となります。
従って、それよりも前に購入してしまえばいいのです。

Office365については、有効期間が残っている状態で更新すると、残っている有効期間が丸々伸びる形で更新されます。
更新日から12ヶ月ではありません。そのため、たとえ残り10ヶ月であっても、今のうちに更新しておくのがベストです。
どの道長く使う予定であれば、12ヶ月の更新を2回とか行ってしまうのもアリです。その分伸びます。

ESETについて

先にご注意

ESETの購入リンクですが、あくまでも新規購入用のリンクです。
飛び先のAmazon販売ページにもあるとおり、更新を目的とした購入はあまり推奨されません。
更新の場合は、公式サイトからのお申し込みが便利です。この公式サイトへのリンクはアフィリエイトではありません。

ESETとは

当ブログでは度々登場しているESET
個人的には、PCおよびスマホで使えるアンチウイルスとしては、かなりオススメできるソフトウェアです。
フィッシング詐欺への対策の記事でも書いていますので、合わせてご覧下さい。

値上げはいつから

ESETの値上げは2023年7月からです。なお、法人向けと個人向けで、適用時期が異なります。

法人向けは、2023年6月末日までは現行価格にて、翌2023年7月1日からは新価格となります。
個人向けは、2023年7月3日より、新価格が適用されます

いずれにしても、2023年6月中に更新処理を行うと、現行価格での更新が可能です。
もちろん、新規購入の同様に、現行価格での購入となります。

なお、更新の場合は1ヶ月以上前から2週間前であれば、早期割引が適用されますので、さらにオススメです。

実際どのくらいの値上げ?

こちらは、税込みの参考価格です。
ESETは、全体的に概ね15%の値上げとなるようです。つらい…。

[ESETインターネットセキュリティ 1台 3年 新規]であれば、現行6,600円が7,590円に値上げとなります。15%の値上げで、990円の値上げです。
更新で言えば、[ESETインターネットセキュリティ 1台 3年 更新]は、3,300円だったのが3,740円になります。
こちらは340円ほどの値上げで、まぁいっかー程度の値上げです。

ですが、5台1年の更新や5台3年の更新となると、値上げ額が大きくなっています。
[ESETインターネットセキュリティ 3台 3年 更新]は6,600円が7,590円に、
[ESETインターネットセキュリティ 5台 3年 更新]は7,700円が8,910円に、それぞれ上がります。
まぁまぁの出費です。

なんでなん?

昨今の世界的なインフレによるさまざまな価格の上昇に伴いESET社においても、製品開発やセキュリティ機能の向上・維持に必要な各種コストが上昇しており、この度一部の製品について2023年7月より価格改定を実施させていただくことになりました。

公式サイト(https://eset-info.canon-its.jp/info/price-revision/)より引用

世界的なインフレの価格上昇に伴うはずの手取りは増えないんですけどね?
生活の向上・維持に必要な金額ばっかり上がっていくんですけどね?

という愚痴はさておき。

安く使う方法

これはもう、Office365と同じです。

現行価格のうちに、購入や更新をしてしまうのが、一番です。
残念ながら、アンチウイルスでESETに取って代わるソフトウェアが見当たらないため、乗り換えるという選択肢が個人的にないので、使い続ける方向で考えています。

なので、2023年6月中に更新を行いたいと思います。

また、新規の方も同様に2023年6月中に購入しましょう

更新の方は、2023年5月中に公式サイトから行った上で応募すると、Amazonのギフトカードが当たるキャンペーンも実施中です。ぜひどうぞ。

なんでもかんでも値上げ値上げって

食品を始め、生活必需品や光熱費について、値上げされ続けています。
できるだけ節約を…とは思いますが、限界があります。
なんとかならないかなぁ、と思っているところです。

えぇっと、大変に申し訳ないのですが、サイト内もろもろよろしくお願いします。