新型コロナにかかっちゃったお話
もうね、ただただ苦しい日が続きました。そんなお話。
ご注意
医学的なお話などは、まるで出てきません。というか、できません。
単に、療養中どうだったのか、体調はどうだったのか、くらいのことしか書けませんので、あしからず。
療養期間について
病院からいただいた資料に書かれている情報です。
患者本人
発症を確認した日がゼロ日目になります。翌日が1日目…となります。
その後、7日目以降で、かつ症状軽快後24時間以上が経過していることが条件で、療養解除となります。
つまり、最短で8日目で解除となります。
濃厚接触者(同居家族)
同居家族については、自動的に濃厚接触者扱いになります。これは、避けられないとのことでした。
同居家族は、感染対策を講じ始めた日をゼロ日目と定義しています。
その後、5日目まで様子を見つつ、症状などが何もなければ、6日目に解除となります。
その間は、原則外出自粛となります。
とのことでした。
発症0日目
2022年12月1日。
夕方のお仕事をしているときに、「なんかちょっとだるいなぁ」という雰囲気と、空咳が立て続けに出るようになりました。
帰宅後、すぐに検温したところ、37.0度を確認。夜19時くらいだったと記憶しています。
その日は、完全隔離しつつ過ごしました。同時に同居家族にもマスクをつけてもらいました。
寝る前に再度検温したところ、すでに37.7度まで上がっていました。もうきつい。
発症1日目
朝検温したところ、すでに39度を超える高熱へ。もうしんどい。泣きたい。起き上がれない。
そんな中、スマホをポチポチしながら、空いている発熱外来を探します。
頭がぼーっとしているせいもあり、なんか探すのに時間がかかりましたが、結局以前にもかかったことがある医院にお世話になることにしました。
予約の時間は同日午前11時。
公共の交通機関は使用できず、また歩ける元気もありませんでしたので、仕方なく自分で運転して病院へ。
診察(抗原検査とPCR検査)とレントゲンにCTを撮って…陽性判定を受け、クスリをもらって帰宅です。
と書くとあっという間に見えますが、実際にはかなり時間がかかりました。
抗原検査とPCR検査で1時間くらい待ち、抗原検査の結果待ちで1時間。
レントゲンにCT待ちで50分。クスリ待ちで30分。
その間39.8度の高熱の中、ひたすらに待ち続ける恐怖ったら。
実はその待ち時間の間、AppleWatchが警告を鳴らし続けていました。
というのも、ただただ座ってただけなのに、心拍数が120回/1分を超えていたんです。
そのため、「あんたやばいわよ」という警告でした。まぁ、倒れそうだったんですけどね?
クスリについても、病院の在庫が枯渇気味ということで、カロナール(とセットの胃薬)、咳止めがそれぞれ2日分しか出ませんでした。ちょっと足りませんよ…。
ということで、自宅在庫のバファリンプレミアムの出番となりました。
これが、喉の痛みにもある程度の効果を発揮して、なんなら一番助かりました。
食事は、高熱があったのもあり、まるで喉を通らず、何も食べれませんでした。
家族にパウチ入りゼリーとかを買ってきてもらって、そればっかり食べてました。
高熱で味なんてあまりわかりませんでしたので、ちょっと甘いくらいがちょうどよかったのでした。
発症2日目から4日目
高熱が続きました。だいたい、38度から40度ちょっと手前くらいまでの間を、行ったり来たり。
カロナールを飲んでも、まるで下がらない熱に恐怖しながら、夜な夜な寒気で震えていました。
意識はしっかりしていたつもりだったのですが、今となってはあまり覚えていないことから、かなりぼーっとしていたんだと思います。
このくらいの高熱になると、寝ててもだるいし、うとうとするのもつらいんです。
そして、何よりも喉が痛くって、唾液を飲み込むことすらきつくって。そのせいもあって、全然眠れない夜が続きました。
そのたびにバファリンを摂取していました。もう体の半分はバファリンのものです。返してください。
発症から5日目
ようやく高熱が下がってきました。
とはいえ、37度台中間をうろうろ。いわゆる微熱、よりもちょっと高いところで張り付いていた感じです。
熱でつらいはずなのに、「あの高熱に比べれば…」などと訳の分からないことを考えていました。
あと、やっぱり喉の痛みはずっと続いていました。
そんな中、My HER-Sysの入力で、毎日「ご飯が食べられない」って入れてたら、支援センターから電話がかかってきました。
曰く「あんまり喉の痛みが続いていてクスリがないようでしたら、支援センターでオンライン診療をしてもらえれば、処方箋を薬局にFaxするので、クスリの処方が可能です」とのこと。
いや、だったら今この電話でしてよ…。っていか、それって家族の誰かに処方箋薬局行ってきてもらわないとダメなんですよね…。どこかの薬局は、訪問調剤ができるのに…。
と思ってしまいましたが、口には出せませんでした。
あと、ずっと寝ていたので、腰とか首とかが痛くてたまりません。
腰は前に整形外科でもらったロキソプロフェンテープを毎日貼っていました。
首には、ロイヒつぼ膏を貼って過ごしました。これいいです。温感タイプで、筋肉の痛みが引いていく感じが好きです。
発症から6日目
微熱もかなり下がってきました。
一日に何回か検温していたのですが、タイミングによっては36度台になることもあり、体のだるさもかなり収まってきました。
ただ、逆にタイミングによっては、37度ちょうどくらいまで上がることもあり、なんか予断を許さない感じ。
完全にベッドから起きて生活するのは、もうちょっとだけ我慢した方がよさそうな感じでした。
この頃には喉の痛みもだいぶおさまり、咳だけが残っている状態。
この咳が非常にやっかいで、息を吸うと出る。しゃべろうとすると出る。何もしてないのに出る。
みたいなのが続きます。
痰が絡んでいる、というよりは、空咳が出続けるのです。本当にやっかいです。
発症から7日目
熱もほぼほぼ下がり、だるさもなくなり、食事も普通に取れるようになりました。
あまりに食べていなかったので、1週間で3キロとか4キロくらい落ちてました…。
びっくりですが、こんなダイエットは2度としたくありません。
ただ、この日の朝…というか、この記事を書いている今日2022年12月8日ですが…また37度ちょうどをマークしていて、本当にしつこいウイルスだなぁ、と思っているところです。
咳も絶賛継続中です。そんな地獄の1週間を過ごしていました。
明日以降について
病院の資料に曰く、「発症から10日間くらいは、病原菌をばら撒く可能性があるので、出勤や公共の交通機関の使用はお控えください」とのことです。
まぁ、そもそもこんなに咳をゲフンゲフンしてる人が電車で近くにいたら、皆さまイヤですよね。
というか、わたしも周りの迷惑になると認識しているので、咳が落ち着くまでは自宅療養をする予定です。
幸い、PCとネットさえあれば、家でもできる仕事がありますから(そうじゃない仕事も抱えてるけど…)。
ニュースなんかを見てるとわかりますが、まだまだ新型コロナの新規患者は増えています。
なぜだかわかりませんが、右肩上がりの状況が続いています。
罹患しても、全員が全員このような高熱に悩まされることもありませんし、全員が無症状というわけでもありません。
いつどこで罹るか分からないやっかいな病気です。
まぁ、タダの風邪みたいなもの、と言えばそうかもしれませんが、人によってはこのような高熱症状を引き起こします。
皆さま、このコロナという病気をどうか甘く見ずに、できる自衛はした方が良いような気がします。
今回身をもって知ったしだいです。
年末も近くなってきましたので、どうぞ皆さまお気を付けてお過ごしくださいませ。