皆既月食と天王星食

こんばんは。みなさま、お月さまは見れましたでしょうか。
皆既月食、キレイでしたね。

天体ショーに乗っかろうということで、さくっと書き留めておきます。

月食の仕組み

そもそも、月食はどのような仕組みで起こるのでしょうか。
文字だけで説明する自信はあまりありませんが、かといって絵心のない人間に絵を描かせてはいけません。
期待せずに読み進めてください。

まず、夜の月が明るいのは、太陽が月を照らしているからです。その反射が我々地球人の目に見えているのです。
太陽の光が当たらない場所は、暗いままなので、地球人の目には映りません。
日によって(太陽と地球、月の位置によって)、広い範囲に当たったり、狭い範囲にしか太陽光が当たらなかったりします。
これが月の満ち欠けの原理です。

月食は、「太陽 – 地球 – 月」が、一直線に並んだ状態であり、かつ満月の頃にだけ見ることができる天体ショーです。
つまり、太陽の光を地球自身が遮ることで、月の一部分(この場合は部分月食)または全部(この場合は皆既月食)を隠すことで、地球の影が月に映る状態のことを言います。

月が赤く見えるのは、太陽光が地球の周りを回り込んで月に届くためです。
波長の短い青い光は、大気を通過する際に、拡散してしまうことに起因します。
一方赤い光は大気により屈折することで月に届きます。
そのため、赤く見えるのです。キレイでしたね、赤い月。

冥王星食

たぶん、見えません。というか、わかりません笑
発生する原理は、月食と同じです。そもそも冥王星が肉眼で見えるのかどうか…というお話です。

次の月食はいつ?

次回の部分日食は、2023年10月29日に見ることができます。
次回の皆既月食は、2025年3月14日に起こりますが、今回のような日本全土で見ることはできません。
次に日本全土で見ることができるのは、2025年9月8日です。

あとは、お天気しだいですね。今回のような快晴だと、本当にありがたいです。

タイムラプス撮ったよ

iPhone13 Proでの撮影なので、このくらいが限界でした。
最初の方は、森の陰に隠れてしまっていて、月がよく見えません。
それと、途中でフレームアウトしてしまいそうになったので、何回か画角の調整をしています。
ご了承ください。

ということで、次回の月食も楽しみにしましょう。